抜け毛の変遷を見る(短小毛・広汎性脱毛)

一時的には短小毛が抜ける場合もありますし、毛が増える場合にも一時的に短小毛が抜けることもあるからです。今生えている毛の状態と抜け毛の中身が1年2年3年とどんな変遷を辿っているか?で判断する必要があります。

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抜け毛の変遷を見る

今抜けている抜け毛を見て判断すると間違えます。

一時的には短小毛が抜ける場合もありますし、毛が増える場合にも一時的に短小毛が抜けることもあるからです。

今生えている毛の状態と抜け毛の中身が1年2年3年とどんな変遷を辿っているか?で判断する必要があります。

どの毛がどのくらい抜けているか?どんな変遷か?

自然脱毛の毛根
  • 自然脱毛の毛根
  • 毛の平均寿命は男性は3年前後、女性は4~6年だが、寿命を終えた抜け毛の毛根はマッチ棒のような形状をしています。

    しかし、この毛がほとんどだからと安心していはいけません。毛が老化してくると4年の寿命が3年・2年と短くなり、寿命が短くなった毛も同じ形状をした自然脱毛として抜けるのです。だから、抜け毛だけでなく、頭皮の衰えとあわせて調べる必要があります。


広汎性脱毛の毛根
  • 広汎性脱毛の毛根
  • 毛根にしっぽのついたような形状の抜け毛は、何かの原因で途中で事故死してしまった毛根で、寿命をまっとうできなかった毛。

    原因はいろいろだが、毛根の内部や身体の内部に原因があると考えたほうが良い。

  • こう言った毛が抜けるのは、皮脂が原因と言われてシャンプーや頭皮用クレンジングで皮脂をとるケアをしているからです。

    皮脂を取るケアは間違いです(皮脂を取るのは悪化の原因にもなっています)。

    皮脂が原因でこのような毛が抜けるなら、20年30年40年前の日本人は3日か1週間に1回しか洗髪しなかったのですから、このような抜け毛ばかりで薄毛の人も今よりも多かったはずです。

    現代の日本人の方が圧倒的に薄毛人口は多いのです。


短小毛

  • 短小毛
  • 毛先が尖がって細く短く弱々しい抜け毛。これは若死にしてしまった毛といえます。
  • 毛は1ヶ月に約1cm伸びます。5cmの短小毛なら平均寿命4年もあるのに、たったの5ヶ月くらいで死んでしまった毛なのです。
    このような短小毛が多くなってきている(全体の4~5割)人ほど髪の数は激減してきます。
  • 毛には回復できる境界線があり、産毛状態(軟毛)になると、もう太くて長い毛(硬毛)には回復するのが困難になります。
    だから、髪の毛に不安がある場合は、早めに「あなた」のタイプに合った育毛方法に取り組むと大切な髪の毛を守ることができます。
  • あなたの抜け毛に、この短小毛の割合がどのような変遷をしてきているでしょうか?

短小毛が多いからと単純に判断できない

単純に短小毛が多いからダメと判断しないで下さい。回復傾向にあってもいきなり5ヶ月の毛が4年になることはなく、何回かの生え替わりを繰り返して5ヶ月から4年に戻っていくものだからです。

その為、薄毛が進行していく時と回復してくる時には、一見同じような抜け毛が抜けていることもあります。

それが回復傾向の抜け毛か、薄毛が進行していく時の抜け毛かは見ただけでは分かりません。以下のに記載することや頭皮の状態と毛の元気度とで総合的に判断することが必要です。

まだある抜け毛のチェック

抜け毛の中でも、広汎性脱毛の毛根は顕微鏡で拡大してみないと判別しにくいですが、何かの原因で途中で抜けた毛なので、その原因をつきとめる必要があります。

短小毛の抜け毛が目立たなかったのに目立つようになってきたら(1割前後から4~5割に増えてきたら)、速い速度で薄毛が進行している証拠です。

一刻も早く、本格的な「あなた」のタイプに合った育毛方法に取り組んだほうが良いです。2割を超えて4割5割に増えてくると危ない。

抜け毛の本数を調べる

抜け毛の平均本数はその人の頭皮や季節により違い、10本とか30本でも危ない人もいるし、70本とか100本でもそれほど心配ない人もいます。

少しくらい本数が抜け毛の本数が多くても上記の自然脱毛がほとんどなら、それほど気にする必要はないです。

抜け毛の太さを調べる

毛の太さのばらつきがひどくなるほど、毛は弱ってきており頭皮も相当弱ってきています。ご自身の平均より細い毛が多く混じってくるほど頭皮が弱ってきてると判断したほうがいいでしょう。

次に生え替わってくる毛はそれよりさらに細くなるので、ボリウムがなくなり、薄くなったと感じるようになっていくと思われます。

毛の太さにばらつきが出て細い毛の割合が多いようなら、『早く育毛して欲しい』という信号が出ていると考えてください。

何もしないとか、「あなた」のタイプに合わない間違った育毛方法に取り組むと、次の世代の毛は今の毛より細く寿命も短くなることは確実です。

いつ頃抜け毛が多かったか

今年の3月は20本ぐらいしか抜けていないが、2年前の3月には70本ほど抜けていたというケース(同月比較)が多いです。これは2通りに考えて欲しい。

  1. 今は良くなっている為、季節に応じた抜け毛になり少なくなった。
  2. 慢性化して確実に毛を無くすサイクルに入っていて、抜けが少なくなっている。確実に薄毛が進行している。

毛に元気のない薄毛の人の場合は「2」のケースが多いです。

育毛サロンなどで皮脂を除去する頭皮の負担になる育毛方法を採っている人や皮脂を取るケアをしていた人は『抜けが少なくなった』と喜んではいけません。

毛に元気が無くなっていると頭皮は確実に弱って抜け毛が減っていると言えます。

抜けただけ生え替わってくる頭皮にする

抜け毛が少ないのに薄くなる人がいれば、抜け毛が多くても薄くならない人もいます。この違いは頭皮の衰え度にあります。

抜け毛が多くても抜けただけ生え替わってくれば良いわけで、頭皮の血行・血流を改善させて前の世代より太く長い毛に生え替わってくる環境作りをすれば良いのです。

毛は頭皮から生えてきますから、頭皮が痩せて衰えていると栄養が運ばれてこないので、毛がのびのびと生え替わる環境ではありません。

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