抜け毛と薄毛には関連性はありません
実際に薄毛の人の抜け毛を見ていると、進行している人ほど抜け毛は少なく、進行していない人ほど抜け毛は多めです。
この現実から、抜け毛を減らしても毛は増えないと言え、抜け毛を減らしても薄毛は改善できないと言えるのです。
抜け毛が減ると生え替わってくる毛が減るので、薄毛が進行することはあても毛が増えることはないのです。
抜けることと生えることは表と裏の関係
毛は抜けるものです。抜けるから再び生え替わってくるのです。
毛が「抜けるだけ」とか「生えるだけ」なんてことはなく、「抜けること」と「生えること」とは表と裏の関係にあるので、毛があなた本来のレベルに回復して生まれ替わってくる育毛方法が効果的だと言えますね。
抜け毛を減らしたい人ばかり
毎日ご相談を受けていると、「抜け毛を無くしたい」ご相談を受けます。そんな方には「抜け毛を減らしても毛は増えませよ。毛は抜けるものです。抜けるから再び生えてくるのです」とお答えしている次第です。
究極の抜け毛ゼロは生えている毛もゼロ=無い状態
毛が全く生えていない丸坊主の人なら、抜け毛はゼロです。普通は薄くなっていても毛が存在しているのだから、少なくなっていても抜け毛はあるものです。
にも関わらず、薄毛の人が望む育毛の効果には「抜け毛を減らして毛を生やしたい!!」と訴えられる人が非常に多いのです。
薄毛が進行して抜け毛で悩んでいる人のご相談内容を見ていると、以下のような特徴があります。
- 自然脱毛で抜け毛が増える時期なのに極端に少なくなっている。
- 抜け毛の中に、細くて先細りの短い毛の割合が多くなってきて5割を超えている。
- 毛が細くなっている。
- 育毛剤の効果に頼る方法を長年続けている。
- 一時期急激に抜け毛が増えた時があったが、今は落ち着いていて抜け毛は非常に少なくなっている。
8割がたの人は、薄毛発症時に抜け毛が急増することが多いので、上記「5」のように「抜け毛が多くなった後に薄毛になっている」から、抜け毛が無ければ毛が増えると錯覚しているのです。
抜け毛が減るのは恐ろしいかも
抜け毛が減るのは次にようになっていると言えるのです。
毛が薄くなるのは頭皮の血行がわるくなっていて、その人本来の毛に生まれ替わる力が弱ってきていると言えるので↓
- 細い毛しか育たなくなり、太目の毛が抜けた後に細い毛ばかりが残り密度が広がって見える。
- 細くしか育たなくなっている毛に加えて、成長期が短くなった毛が残るようになるので総本数も減っていく
- 抜け毛が減るのは、さらに血行が悪くなっていることでもあるので、生え替わってくる毛はさらに細くて成長期が短くなった毛になっていく。
抜け毛に関しては、次項のように捉えれば良いのです。