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皮脂の取り過ぎは頭皮を痛めて弱らせる

ご相談者の多くは毎日よく洗って皮脂を取るようなケア法を採っています。

それは1990年代の頃から「ハゲ多くなければ良く洗って皮脂を取れ」と言われる育毛理論が大きく取り上げられていたからです。

育毛剤の浸透を促す為に」と考えているご相談者もいらっしゃいます。

ところが実際は、洗い過ぎて・皮脂を取り過ぎているマイナス面が出ているご相談者がほとんどです。

皮脂は毛穴に詰まらない

日本人なら誰でも最低でも3日に1回は洗髪している(毎日洗髪している人がほとんど)上に、皮脂は体の内部から外に向かって分泌される分泌物=液体ですから、毛穴に詰まることはあり得ないのです。

よく洗って薄毛が改善されるなら、昔は週に1回が普通だった洗髪が、今は毎日(すごい人は朝晩洗髪している)になっているから、昔より薄毛で悩む人は減っているはずです。

皮脂ではなく、別に問題が・・・

毎日良く洗っているにもかかわらず薄毛の人口が増えているのは、その原因が皮脂ではなく別の理由からであると考える方が的を得ています。

「皮脂が層になっている」とか「皮脂が毛穴を塞いでいる」とかありもしないことです。

皮脂は生きていく為に必要

もし、皮脂が層になっていたり・毛穴を塞いでいるようなことがあるなら人間は生きていけません。

私は何人もの薄毛やハゲの方の頭皮を見ますが、未だに皮脂が層になっている人や皮脂で毛穴が詰まっているような人にお目にかかったことがありません。

使っているシャンプーが一番いけない

使っているシャンプーの目的とシャンプー法により、皮脂を取り過ぎているのが一番いけません。

単純に洗えば良いとか洗わない方が良い、と言うものではありません。

皮脂と男性ホルモンと薄毛の関係

薄毛と皮脂
男性ホルモンの働きが活発化すると皮脂の分泌が多くなります。

一方男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)は遺伝子の影響で、毛を育てる組織を衰えさせる為、細く成長期が短くなります。

つまり、皮脂が多いのも、毛が衰えるのも男性ホルモンの影響だという関係でしかなく、皮脂を取れば男性ホルモンに対応できるわけではないのです。

皮脂分泌量と毛の衰えにはなんら因果関係はないし、「皮脂を取れば毛が生える」ということもありません。

頭皮にシャンプーの残留がタップリ

シャンプーの残留
実際、私の相談室では初回は頭皮の温浴をします。

毛の薄いところの皮脂はあまり洗い流れてきません。毛の多いところほど、皮脂の量が多くて水が白く濁ります。

それよりも、水が洗濯槽のように泡立つことの方が問題です。

写真は、お湯だけで頭皮を洗った後に溜まったお湯を撮影したものです。最近は少なくなりましたが、10人いれば2人くらいがこの状態に近いです。カラー剤の残留も見られます。

皮脂は取っても減らない

体を守る為に分泌されている皮脂は、体の仕組みとして「取れば減る」というような単純なものではなく、取れば補充する機能が働きます。皮脂が減るのが激しくなれば分泌の量をふやす機能が働きます。

皮脂は取れば補充されるし、いつも取り過ぎていると皮脂腺が肥大化していつも大量に皮脂を分泌するようになります。

現在、1日洗髪しないと頭皮が脂っぽく感じている人は、皮脂を取り去るシャンプーで常に皮脂を取ることを習慣にしているからと言うことができます。

皮脂の取りすぎは抜け毛が減る

皮脂の取り過ぎは「抜け毛が少なくなり、頭皮は綺麗になる」ので一見効果があるように感じることも多いのですが、頭皮と毛は着実に弱っていきます。

ちなみに男性ホルモンで皮脂腺は肥大化しません。

育毛や頭皮には皮脂が必要

皮脂には毛の生育や頭皮に必要な成分が含まれています

皮脂の分泌が少ないタイプの薄毛や女性の薄毛は「よく洗うことでその成分まで取り去る」ことになってしまいます。

皮脂を取る習慣により、頭皮を弱らせたり薄毛の進行を早めている人が多いのです。

毎日洗っている人ほど薄毛になる可能性が高いので、思い当たる男性は多いと思います。

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