発毛すれば毛が増えるのでしょうか?
毛が生えないから薄毛になっているのではないことを理解して下さい。細い毛や成長期が短くなった毛しか発毛してこないから薄毛になっているのです。
本当に生えていないのは、所謂「ハゲ」の状態か円形脱毛症やびまん性脱毛症等で生えていない部位です。
毛が増えることと発毛することは意味が違う
薄毛の人の頭皮では、発毛させようと思えばいくらでも発毛します。
が、薄毛の人の頭皮のレベルに沿った毛しか発毛してこないので薄毛を改善できません。
毛の薄い部位は発毛すればフサフサになるように見えます。
そのように見えるのは、本来の太さで成長期の長い毛が発毛するものと思っているからです。
- 毛の生えていないところには発毛しません。
- 抜けて生え替わって発毛しているのに、発毛してきた毛が育たないから薄毛になっているのです。
- 発毛させるとは、細い毛や成長期が短くなった毛しか発毛しない頭皮や組織に無理を強いる結果になるので、悪化の原因になる場合がほとんど。
育毛の効果の出方
育毛の効果とは、いきなり発毛してきてフサフサになるのではないことも理解して下さい。
薄くなるのは段階的に薄くなっていくので、毛が回復する時も段階的に回復していきます。
新たに太い毛や成長期が伸びた毛が発毛してくるとすれば一番最後の効果です。
最初から結果=最後の効果を求めるから失敗するのです。これを理解して地道にケアを積み重ねた人は回復しています。
円形脱毛症とびまん性脱毛症
円形脱毛症について一言:
円形脱毛症は再発率が非常に高く、再発を繰り返すたびに発毛率が低下してきます。
最悪全頭脱毛に至るケースもあるので、発毛のケアで毛が回復したと喜んでいると後が大変です。